

お客様のご注文内容(規格・品種・本数・納期・納品先等)に対して最適な播種日・播種数・接木日・生産場所を決定し、効率の良い生産ができる計画を立てます。また、日々の播種・接木の作業量や、気象条件によって生じてくる生育のずれを考慮して生産計画の微調整を行います。この作業に使用しているのが、当社が独自に開発した「苗生産管理システム」です。これまで蓄積してきたノウハウを基に開発されたシステムとなっており、品種ごとの播種倍率・接木倍率、季節ごとの生産日数がマスタ設定され、効率的な生産計画が可能です。
苗の生産に必要な資材や、お客様のご要望にあわせた種の迅速な手配を行っています。全国の種メーカーとのネットワークを駆使し、あらゆる種を手配できます。
苗の状態は天候や水のかけ方などで刻々と変わり、常に最新の苗の状態や在庫数を知ることが必要となります。生産管理部門では、各農場の在庫管理を徹底して行っています。(株)山口園芸では専属の在庫管理者を配置、常時全ハウスの在庫を在庫管理システムに入力しています。
研究技術開発部門では、苗の基礎研究から応用研究まで、多種多様な研究を行っています。現在行っている研究は、1.閉鎖型苗生産システムに関する研究(環境が制御でき外部環境から隔離された空間である閉鎖型施設の中で接木前育苗を行う研究)、2.苗貯蔵に関する研究(接木された苗を一定期間低温貯蔵する研究)という2つのテーマがメインです。他にも、病害虫・培土・新商品開発などのテーマがあります。1テーマにつき1人もしくは2人の研究員が付き、ほぼ研究に関する全権を与えられて研究を行っています。
私たちは“実用化を目指した研究”を行うことが絶対の条件です。そのため、コスト面を考えたり、他部署との連携考えて研究を進めています。そのような努力の結果、閉鎖型苗生産システムが認められ、大規模な実用機が建設されました。2006年春より稼動したこのシステムにより、ベルグアースはさらに前進しています。